錦絵と同じく、日露戦争後に開かれたコンテストでの入選した図案で、作者も同じく三瓶忠平と伝えられています。。
単一色で纏めながら菊花と桐を大胆に組み合わせた意匠は、現代でも新鮮さを失わない優れたデザインです。
技法は、下絵漆で全ての文様を描上げた後、朱の顔料を蒔付け、乾燥後、摺り漆をして軽く磨き上げて仕上げるものです。
金粉は使いませんが、下絵漆の調製方法、地描き均一さなど、求められる技術は消粉蒔絵と共通しています。
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会津塗の工程と主な技法、用具など